漢國(かんごう)神社は、推古天皇の元年(593)、
勅命により大神君白堤(おおみわのきみしらつつみ)が
大物主命(おおものぬしのみこと)を、その後、養老元年(717)には藤原不比等公が
大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を合祀。
古くは春日率川坂岡社(かすがいさがわさかおかしゃ)と称す。
本殿は三間社流造・桧皮葺で桃山時代の建造物で奈良県指定文化財。
境内には、室町時代のはじめに中国から渡来し、わが国に初めて饅頭(まんじゅう)を伝えた
林浄因(りんじょういん)を祀る林神社がある。

*御神徳*

国土経営・五穀豊穣・開運招福・縁結び・安産子育て・家内安全
夫婦和合・商売繁盛・学業成就・交通安全・病気平癒・諸芸上達