まんじゅうの社

「林神社」(漢國神社内)御祭神

林浄因命(りんじょういんのみこと)
林神社は我が国で唯一の饅頭(まんじゅう)の社。林浄因命は中国淅江省の人で、詩人・林和靖(りんなせい)の末裔。
貞和5(1349)年に来朝し漢國神社の社頭に住まれ、わが国最初の饅頭(まんじゅう)をお作りになり好評を博しました。
その後、足利将軍家を経てついには宮中に献上するに至りました。

現在、4月19日には菓祖神(かそじん)・林浄因命(りんじょういんのみこと)の偉業を讃えるとともに、
菓業界の繁栄を祈願する「饅頭まつり」が執り行なわれ、全国からたくさんの饅頭が献上される。

春の「饅頭まつり」に対して、秋には「節用集まつり」が執り行われる。

林浄因から七代目の林宗二(りんそうじ)は初期の字引きである「饅頭屋本節用集」を刊行し、
印刷・出版の祖神としてその信仰を集めている。

まんじゅうの社
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